恐ろしい高血圧症の実際と予防及び治療
高血圧症というのは、血液が血管を流れるときの圧力が高い疾患のことを言いますが、高血圧になると何が良くないのでしょうか。
高血圧の人でも実際に血圧を測ってみるまではほとんど自覚がない人がほとんどです。
そのため脳卒中などの原因となると言われても、なぜなのかよく理解していない人や、危機意識が薄い人が多いようです。
高血圧になると、どのようなことが血管の中で起きるのかというと、常に血管に強い圧力が加わるためにその圧力に耐えるために、血管の壁がだんだんと厚くなっていきます。
血管の壁が厚くなるということは、言葉を換えると血管が細くなるということです。
血管が細くなれば、当然血液の流れが悪くなります。
そのような状態にある中で、コレステロールが付着するとなお一層血管が細くなっていきます。
そしてついに詰まってしまったり、破裂したりという恐ろしい結果となるわけです。
脳卒中は命にかかわる恐ろしい病気です。
幸い命には別条がなくても、大きな障害を残してしまうことも少なくありません。
このようなことにならないように、毎年きちんと健康診断を行って、血圧やコレステロール値などを測り、自分の体の状態を把握しておくことが大切です。
岐阜市にあります長良内科クリニックでは、生活習慣病外来を持ち、高血圧症や脂質異常、糖尿病などの予防と治療を行っています。
自分の血管がどのような状況になっているのかをしっかり把握し、問題が見つかった場合は医師の指導に従って、速やかに改善策を講じることが重要です。